用語集
国民審査・最高裁の判決を読むときに役立つ用語の解説です。解説は法令・通説に基づいていますが、詳細は公式資料でご確認ください。
- 違憲・合憲
- 違憲=裁判所が「その法律や処分は憲法に違反する」と判断すること。違憲とされると、その規定は原則として適用されません。合憲=憲法に違反しないと判断すること。国民審査では、裁判官が違憲判決に関与したかどうかが一つの判断材料になります。
- 反対意見・補足意見
- 多数意見=裁判所の結論に賛成する意見。判決の「結論」として示されるのはこの多数意見です。補足意見=結論には賛成するが、理由を補足して述べる意見。反対意見=結論に反対する意見。補足意見・反対意見は「個別意見」として判決書に掲載され、裁判官の考え方を知る手がかりになります。
- 国民審査と衆議院選挙の関係
- 国民審査は衆議院議員総選挙の投票日と同じ日、同じ投票所で行われます。憲法は「衆議院議員総選挙の際」に国民審査を行うと定めており、選挙と同時に実施することで投票率を確保し、国民の判断を反映しやすくしています。期日前投票も利用できますが、国民審査の期日前投票の開始日は衆議院選挙と異なる場合があります(総務省の案内を参照)。
- 裁判官の出身(裁判官・検察官・弁護士など)
- 最高裁判所裁判官は、裁判官・検察官・弁護士・学者・行政官など、複数の分野から任命されます。内閣が任命し、任命後初の衆議院議員総選挙で国民審査を受けます。出身分野のバランスは「裁判官の多様性」の観点から注目されることがあります。各裁判官の経歴は最高裁判所公式サイトの裁判官一覧で確認できます。
- 大法廷・小法廷
- 大法廷は15名全員で審理する法廷で、憲法判断が関わる事件など重要な事件で開かれます。小法廷は5名で審理する通常の法廷です。違憲判決や社会的に注目される判決は大法廷で出されることが多いです。
このサイトについて・運営者
本サイトは個人が運営しており、国・最高裁判所・総務省・政党等の公式サイトではありません。国民審査の判断材料を提供する目的で、裁判官の経歴・重要判決への関与をまとめています。
用語集の解説は、法令・判例・通説に基づいて記載していますが、正確な定義や最新の運用は最高裁判所・総務省・国会図書館の公式資料でご確認ください。
データの出典:最高裁判所公式サイト、判決文、報道等。詳しくは国民審査とは?および各ページのフッターをご覧ください。
国民審査とは?(制度の概要・FAQ)
